子供の牛乳アレルギー・アトピー性皮膚炎1/改善体験談

牛乳アレルギー・アトピー性皮膚炎の2人の子供をもつママの体験談です。
医師からの言葉やアレルギーやアトピー性皮膚炎の症状、緩和するための薬についてのお話を聞かせていただきました。

アトピー性皮膚炎の発症
私は8歳長女と4歳長男のママで、子供たちは2人ともアトピー性皮膚炎です。
さらに4歳の長男は牛乳アレルギーです。
医師からは「アトピー性皮膚炎の明確な原因ははっきりわからない点がありますが、遺伝的な要因で発症することが大きい」と言われています。
「親や親族にアレルギー体質の方がいる影響とアレルゲンとの接触で、アトピー性皮膚炎が発症する可能性がある」と言われました。
私たち夫婦は、アトピー性皮膚炎ではありませんが、私の父親と妹と弟がアトピー性皮膚炎なので遺伝が原因で発症したのだと思います。
私自身もアトピー性皮膚炎ではありませんが乾燥肌です。
やはり先生に言われた通り『遺伝の要因』が強かったみたいですね。

牛乳アレルギーやアトピー性皮膚炎の症状
子供たちの症状症状として、わかりやすいのが乾燥肌です。
皮膚が乾燥するとかさかさになり強いかゆみがあります。
指の関節があかぎれになったり急性では赤くなってブツブツができたり、皮がむけてかさぶたになるのです。
また皮膚が硬くなりごあごあして粉を吹いたりします。
長女は鮫肌だと医師から言われました。
長男に関しては体温が上がると体を掻き毟り、とくに夜中急に痒くて泣き出してしまうのです。
そうなると塗り薬では即効性がないので氷枕などで体を冷やすと比較的、落ち着きます。
また長男は牛乳アレルギーなので少しでも牛乳が入ると目の周りや脇腹あたりに蕁麻疹が出来て熱がでます。
ひどい時は喘息も引き起こすので非常に危険です。

アレルギーやアトピー性皮膚炎について注意したこと
幼稚園や近所の方にも牛乳アレルギーを伝えて気をつけて頂いてます。
季節の変わり目や、環境が変わったりすると痒くなって肌が荒れたりしていましたが、ステロイドの塗り薬を時々塗る程度で症状が収まっていた為そこまで深刻に考えたことがなかったのです。
苦労した食事
牛乳アレルギーなのでとにかく食品のラベルを必ず確認するようになりました。
そのためスーパーでは買い物が長くなったり、外食先ではスタッフに何度も確認したりと本当に苦労の連続です。
買い物する食品もメニューも外食先もあまり冒険できずにパターン化しています。
そうなると次は偏食が気になり色々な本を読んで勉強しました。
気をつけた点は牛乳アレルギーなので乳製品はもちろん、糖質の多い食べ物にも気をつけました。
糖質は体を冷やしてかゆみを引き起こすからです。

塗り薬とアトピー性皮膚炎の改善
今ではかなり良くなり長女に関しては、食品でのアレルギーなどはなくなり長男も少しずつ乳製品が食べられるようになりました。
薬について基本は塗り薬です。子供のお風呂上がりや体が乾燥した時にはまめにプロペドを。
医師からは「かなりべっとり塗ってもいい」と言われたので多めに体全体と顔にも塗っています。痒い時にはステロイドを薄くのばして塗るのです。
子供たちが痒くて眠れない姿やぼりぼり体を掻いている姿を見るとかわいそうで、申し訳ない気持ちになってしまいます。
しかし大切なのはこれから、どうアトピー性皮膚炎と向き合うかだと思うのです。
正しい知識をつけて子供たちと一緒に乗り越えたいとおもいます。