子供の牛乳アレルギー・アトピー性皮膚炎2/改善体験談

牛乳アレルギー・アトピー性皮膚炎の子供をもつママの体験談2弾です。牛乳アレルギーやアトピー性皮膚炎といっても、子供によって肌や呼吸器の症状は異なります。いろいろな方の体験談を読むことで、子供の牛乳アレルギー・アトピー性皮膚炎に悩んでいる方の参考になればと思います。

牛乳アレルギー判明
我が家には子供が二人いるんですが、上の子供がアレルギー体質の子で、食物アレルギー・花粉症・皮膚炎は1歳を過ぎたころから発症するようになりました。
最初に「あれ?」と思ったきっかけは、母乳からミルクへの切り替えを行ったあたりからでした。
口の周りがほんのりと赤くなることがあったからです。
しかし気になるほどの発疹というわけでもなかったので、病院に罹ることは、その時はありませんでした。
その後ミルクから牛乳へと切り替えたのが、1歳4か月頃…だったように記憶しています。
この時に、子供の顔や背中などに発疹があらわれ、さらに下痢をするようにもなったのです。
さすがにかかりつけの小児科で診てもらったところ、「アレルギー反応かもしれませんね。血液検査をしてみましょう」といわれました。
もちろん、一週間後の検査結果で分かったのは、「牛乳アレルギー」ということでした。

牛乳アレルギー・アトピー性皮膚炎の遺伝性の可能性
実は、親である私自身もアトピー性皮膚炎を2歳頃から発症しています。
全身アトピー性皮膚炎で医者にかかりきりで育ちました。
季節の変わり目、あとは体力が低下する時期には症状が悪化してしまい、頻繁に皮膚科通いを繰り返してました。
ただ私自身は、血液検査でハウスダストやスギ花粉・カビ等に反応して発症はしてましたが、牛乳アレルギーというものは検査結果で出ていなかったはず…。
というよりも…気づいていなかっただけなのかもしれません。
牛乳を飲むとお腹が張ったようになったあとに、便が緩くなりがちだったからです。
アレルギー症状はさまざまな形で遺伝すると聞いていた通り、子供にも症状が遺伝してしまったのです。
うちの子供の場合、牛乳アレルギーといっても、牛乳が入っている全食品に反応するわけではありませんでした。
直接牛乳を飲んだ時のみ、牛乳アレルギーを発症してしまうということがわかったのです。
そこで家庭では、牛乳を料理に入れることはあっても、絶対に口にしないように、目に触れないところに置くように努めました。
子供は牛乳が好きなので私の目を盗んでは飲もうとした時期もあったからです。

子供のアトピー性皮膚炎の発症
牛乳アレルギー自体の対処法としてはそれだけで済んでいたんですが、成長とともに、アトピー性皮膚炎も発症し始めてしまいました。
ちょうど幼稚園に通う年齢になったくらいからです。
アトピー性皮膚炎は親の私自身も発症していたものだったので、すぐに皮膚科を受診。
検査をしてもらったところ、ハウスダストとカビに反応しているとのことでした。
そこで軟膏を処方してもらい対応していました。
私がアトピー性皮膚炎を発症した時同様、体力が低下する発熱後や季節の変わり目などに症状が悪化しがちでした。
親である私も子供も同じアトピー性皮膚炎。
そして牛乳アレルギー。

牛乳アレルギー・アトピー性皮膚炎の改善に大切なこと
やはり、早期に牛乳などの食品アレルギーを発見して、早期に治療することが一番大切なのだとおもいます。
アレルギー症状は成長とともに、発症の仕方は変わっていきます。アレルギーマーチという言葉もあるくらい、反応の仕方はどんどんかわっていくのです。
専門医と相談しながら体質や体力がかわっていくのを待つということも大切になると思います。
うちの子供は現在10歳になり、牛乳を直接口にできるまでに成長しました。
日々変化していくものと捉えながら、主治医と経過を観察しながら治療を進めるよう強くお勧めします。